藤井寺薬剤師会
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1960年代の「サリドマイド事件」が契機となり医療従業者はもとより一般妊婦にも「催奇形性」についての認識が浸透し、むしろ過剰な不安を招いているように思われます。

しかし「妊婦自身」にとっては非常に重大な問題であり、薬を選択する際には「母体への有効性」と「胎児の安全性」に十二分に配慮することは当然ですが、加えて「薬物療法の必要性と安全性」を妊婦が理解して積極的に療養できるような環境を整える必要があります。

「催奇形性」の実験は倫理上の問題から人間での実施は極めて困難であり、どうしても動物実験から得られた結果からの判断になります。
しかし「サリドマイド事件」以後「新薬の承認審査」や「古くからある薬の再審査」を行うにあたっては、何種類もの動物を用いて大規模な試験を実施しており安全性は十分に確保されています。

「では何を基準に『安全』といい、何を基準に『危険』というのか?」という疑問が生じるかと思います。
ここでは「総合点数制による危険度の判定」という概念を簡単に紹介します。
(薬自体による危険度点数)
奇形を起こす危険性の高さから薬を5〜0点の群に分類します。
(服用時期による危険度点数)
胎児は受精から出産までの期間を通じ、「催奇形性」ということに関して常に一定の感受性(危険性)を持っているわけではありません。
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約280日間の中で最も危険な時期を5点とし、ほとんど危険性がないとする時期を0点としその他の時期を1〜3点に分類しています。(4点となる時期はありません)
最終月経開始日からの日数 時期名 危険度(点)
0〜27日 無影響期 0
28〜50日 絶対過敏期 5
51〜84日 相対過敏期 3
85〜112日 比較過敏期 2
113〜出産日 潜在過敏期 1
(総合得点判定)
(薬自体による危険度点数)×(服用時期による危険度点数)=(総合得点)
としそれにより判定します。
20〜25点:危険/12〜19点:警戒/7〜11点:注意/6点以下:無影響  となります。
上記のことを参考にしていただき薬を服用して下さい。
また、不安なことや疑問点がありましたら遠慮なく医師、薬剤師にご相談下さい。
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