藤井寺薬剤師会
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Q&A
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薬の副作用って?
副作用はどうして起きるのですか?
薬は本来、われわれの生活にとっては"異物"です。
これを有効に、しかも安全面に十分注意して上手に利用しているだけです。
薬を利用するまでには長い年月と費用をかけて有効性と安全性がチェックされます。 いくら有効な物質であっても、安全性が確保されない場合は医薬品とはなりません。 さらに有効かつ安全に用いるための使用量、使用方法の検討が行われます。 そして正しく使用すれば有効であり、安全であると判断されるもののみが医薬品となります。
したがって使用方法を間違えるとか、使用量が適正でない場合などには有害作用、いわゆる副作用が現れることがあります。 またわずかではありますが、安全性に十分注意しながら使用しているにもかかわらず、副作用が現れる場合もあります。 とくにアレルギー反応による発疹や発熱などは代表的な例です。
このような副作用は個人差が大きく影響します。年齢、体質、性別、人種差、病気の種類など様々な要因が関係します。
薬の副作用をより少なくするためには、まず、薬を正しく使用することです。 一般薬であれば、添付されている使用上の注意をよく読んで、理解したうえで用いることが大切です。 また病院より処方された薬は、薬袋に書かれている指示どおりに使用してください。
少しでも疑問な点があるときは遠慮なく薬剤師におたずねください。 また過去に何らかの副作用の現れたことのある薬がありましたら、受診されたときに医師に伝えるようにしましょう。 他病院や他科に受診して別の薬を使用している場合や、一般薬を使用している場合なども必ず、医師に伝えてください。
副作用と思われる症状(発疹、発熱、吐き気、下痢、めまい、けいれんなど)が現れた場合には、その症状の程度と使用されている薬によって対処の仕方が異なりますが、まず担当医師、薬剤師に連絡し指示を受けてください。
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薬を飲み過ぎては、なぜいけないのでしょうか?
薬はたくさん飲めば飲むほど効き目があるというものではありません。 むしろ、大量に飲んだために、場合によっては危険な状態に陥ることさえあります。 たとえ効かないと思っても、素人考えで量を増やしてはいけません。
また、睡眠薬や糖尿病の薬などを飲み過ぎたりすることは大変危険です。 子供のシロップ剤なども目盛り通りに正確にはかって飲ませるようにしましょう。 日頃気軽に飲んでいる栄養ドリンクやビタミン剤も、やはり飲み過ぎには注意すべきです。 ほとんどは尿として体外に排出されますが、ビタミンAやビタミンDなど脂溶性ビタミンは、飲み過ぎると体内に蓄積されます。
医薬品として市販されているドリンク剤についても、比較的高い濃度のアルコールを含有している場合があります。 用量が決められているにもかかわらず、飲用者がこれに気づかず、車の運転や機械の操作に従事したりすると、危険を伴うこともあり、注意が必要です。
薬には「有効量」というものがあります。 「有効量」とは、これだけの分量を飲めば効くという目安で、効くか効かないかは、その時の病気の程度や体調にも左右されます。 したがって、薬が効かないからといって、適量以上に飲むことは大変危険なことです。 薬が効かないと思ったら、必ず医師や薬剤師に相談しましよう。
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抗生物質を途中でやめると、病気がぶり返すのでしょうか?
細菌などの微生物が完全にやつけられないうちに、自己判断で薬をやめてしまうのは問題です。
中途半端な服薬では、細菌が勢いをぶり返して再発する可能性が高くなってしまいます。
また、これは耐性菌をつくるもとにもなります。
細菌感染は、症状が消えはじめたといっても、菌そのものはまだ生き残っていて、完全には消滅していない場合が多いのです。 抗生剤は出された分を、きちんと最後まで飲みきりましょう。
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頭痛薬を使い続けると効かなくなるというのは、本当ですか?
薬局で購入でき、よく使われている頭痛用鎮痛薬の成分としては、「アスピリン」「エテンザミド」「アセトアミノフェン」「イブプロフェン」などがあります。 これらは頭痛だけでなく、生理痛・歯痛などの痛みをやわらげ、また風邪薬に配合された場合には、解熱剤としての役目も果たします。 これらの薬剤のすべて、患者は鎮痛効果に耐性を生じない、すなわち、何回も使う内に効き目が悪くなるというようなことはないことが明らかになっています。
では、なぜ「使い続けると効かなくなる」というような説が、よく聞かれるのでしょうか?
多分、それは頭痛薬を連用している人の中に、頭痛薬の常用によって、かえって頭痛を悪化させている「鎮痛薬頭痛」の患者さんがいることから来ている話ではないかと思われます。
このような人が頭痛薬を中止すると、その3分の2の人が頭痛がかえってひどくなり、また3分の1の人は吐気や発汗、不眠などを訴え、さらに10人に1〜2人の割合で、不安感やふるえ、頻脈(脈が速くなること)が認められると言います。 ところが、このような症状は再び頭痛薬を使用することで、2〜3日もすれば消えてしまうため、なかなか常用を止めることが出来ませんが、中止し続ければ、徐々にこの慢性頭痛は軽減していって、2週間程度では収まります。
このように頭痛薬の常用は、かえって「慢性頭痛」の原因となっている場合があります。 さらにこのような薬剤を長期大量に服用し続けると、腎臓に重い障害を起こすことも知られています。
ただし、決められた量を必要なときだけ飲む分には、心配はありません。また、生理痛のために月に数日使用することも、何の問題もありません。(こういう使い方は「連用」とは言いません)
鎮痛薬を長期に連用したり、また効かなくなったからといって自己判断で増量することだけは絶対に避けて下さい。
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