藤井寺薬剤師会
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解熱剤の坐薬を使ったら、熱が35度7分まで下ってしまいました。どうしたらいいでしょうか?
薬が効きすぎてしまったのですね。でも、心配ありません。
氷まくらなどは外し、毛布にくるむなどして体温が逃げないように温めてあげましょう。
薬の効き目は時間とともに薄らいできますから、じき体温は上昇してきます。
ただし、万が一、顔色が蒼白、震えている、というような症状があれば医師の診察を受けて下さい。
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解熱剤の坐薬を1回使ったら、つぎはどれくらい間隔をあければよいでしょうか?
坐薬は熱は下げますが、病気そのものを治すわけではありません。 熱を下げることで、体力の消耗を防ぎ、食事をとらせたり、熟睡させる目的があってこそ、使う意味があるのです。
まず1個使ってみて、6〜8時間(薬の成分が体内から出ていってしまうまでにかかる時間です)経っても39度以上の熱があるようでしたら、もう1個使ってもよいでしょう。
ただし、39度の熱でも、なかには元気なお子さんもいます。
食事も水分も問題なくとれるようでしたら、解熱剤を使う必要はありません。
発熱は、病原菌やウイルスをやっつけるために必要な反応です。あまり坐薬に頼りすぎないようにしてください。
発熱時は、濡れたタオルで全身を拭いてあげるだけでも体温を下げることができます。
また、発熱中は身体からかなり水分が失われるものです。こまめな水分補給を心がけて下さい。
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解熱剤と吐き気止めの坐薬をもらったのですが、同時に使っても良いのでしょうか?
ナウゼリン®坐剤を先に使い、30分以上おいてから、アンヒバ®坐剤を使います。
効果が現れるまでの時間は、ナウゼリン®坐剤が約1時間、アンヒバ®坐剤は約30分です。

ナウゼリン®坐剤 吐き気止め。成分名「ドンペリドン」。
アンヒバ®坐剤 解熱剤。成分名「アセトアミノフェン」。
他に「アニルーメS」「アルピニー」「カロナール」「パラセタ」「アフロギス」
という商品名のものもあります。

<理由>
解熱剤の坐薬には油脂性の基剤(薬を溶かし込んでいる部分)が使われています。一方、吐き気止めの坐薬の成分は、油に溶けやすい性質を持っています。 ですから、解熱剤の坐薬を先に使うと、後から入れた吐き気止めの成分が、解熱剤の基剤に取り込まれてしまいます。
その結果、吐き気止めの薬の吸収が遅れ、効果が弱まってしまうおそれがあります。
まず最初にナウゼリン®坐剤を入れ、その後30分以上待ってからアンヒバ®坐剤を使って下さい。
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坐薬を入れたのに、すぐに出てしまいました。入れ直したほうがいいでしょうか?
坐薬の脱出を防ぐには、挿入後肛門部を1分位押さえておくとよいと言われています。
それでも、赤ちゃんの場合、坐薬を入れてすぐあとにウンチをしてしまったりということが良くありますね。
坐薬を入れた直後であれば、もう1回入れたほうが良いでしょう。
解熱薬(アセトアミノフェン)の坐薬の場合、効果が現われるまでには、30分くらいかかります。
薬がどのくらい吸収されたのか分からないような場合は1時間くらい様子をみます。もし熱が下らないようであれば、もう一度入れ直してもよいでしょう。
坐薬がすぐに出てしまった場合、一般的には、「出てきた坐薬がまだ固形の形を保ったままならもう一度挿入し、坐薬が液状になっていたら、大部分が吸収されていると考えて再投与はしない」という考え方で対処します。
大部分の坐薬は、挿入後10〜20分程度で完全に溶解するといわれています。

解熱剤
(成分:アセトアミノフェン)の坐薬
「アンヒバ」「アニルーメS」「アルピニー」
「カロナール」「パラセタ」「アフロギス」など。
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熱性けいれんといわれ、ダイアップ坐剤とアンヒバ坐剤が処方されました。
使い方で注意する点は?
この2つを併用する場合には、使用順序、投与間隔に気をつけなければなりません。
まず「ダイアップ®坐剤」(抗けいれん剤)を入れ、30分以上たってから「アンヒバ®坐剤」(解熱剤)を使って下さい。 同時に使うとダイアップの吸収が遅れてしまったり、逆にアンヒバ坐薬を先に使うとダイアップの効果が現れなくなる恐れもあります。 なお、効果が現れるまでの時間は、ダイアップ®坐剤、アンヒバ®坐剤ともに約30分です。

ダイアップ®坐剤 抗けいれん剤。成分名「ジアゼパム」
アンヒバ®坐剤 解熱剤。成分名「アセトアミノフェン」
他に「アニルーメS」「アルピニー」「カロナール」「パラセタ」「アフロギス」
という商品名のものもあります。

<理由>
ダイアップ®坐剤の成分「ジアゼパム」は、油に溶ける性質を持っています。
一方、アンヒバ®坐剤の基剤(薬の成分を溶かし込んでいる部分)には油脂性基剤が使われています。
そのため、アンヒバ®坐剤を同時、または先に使うと、その基剤にジアゼパムが溶け込んでしまうため、ジアゼパムの吸収が妨げられ、効果が現れるまでに2〜4倍の時間がかかってしまったり、場合によっては効果が現れなかったりするおそれがあります。

<熱性けいれんと言われたら>
ダイアップ®坐剤は熱性けいれんの予防のために使います。
熱性けいれんは体温が上がるときに起こりやすいので、37.5℃を超えたら(熱が上がりそうだと思ったら)出来るだけ早く使って下さい。
そのあとも発熱が持続し、8時間たっても38℃以上の熱がある場合には、もう一度、初回と同じ量を使います。
その後は発熱していても、けいれんを起こす可能性は少ないので(けいれんは急激に発熱した場合に起こります)、3回目を使う必要はありません。
発熱初期にタイミングよく抗けいれん剤の坐薬を使えば、ほとんどの場合けいれんは予防できます。冷蔵庫に最低2個はダイアップ®坐剤を保存しておいたほうが良いでしょう。
けいれん発作が10分以上続くときは受診して下さい。

<副作用は?>
一時的に眠気、ふらつきが現れたり、かえって興奮したりすることがありますが、2〜3時間でおさまりますから、心配しないで下さい。

<解熱剤はいつ使えばいいの?>
解熱剤の使用で、熱性けいれんの頻度が減少したという報告はなく、熱性けいれん治療の主体は、あくまで抗けいれん剤です。 お子さんの機嫌が良ければとくに解熱剤を使う必要はないでしょう。
逆に解熱剤の効果が切れて、一度下がった熱が再び上がり始めると、けいれん発作は熱の上がり始めに起こる場合が多いので、かえってけいれんを起こすきっかけを増やしてしまうことにもなりかねません。
解熱剤を使用する目的は、発熱の不快感や食欲不振をのぞくことにあります。 「食事を取らせたい」「ぐっすり寝かせたい」などの理由で使用するほうがよいでしょう。 その場合は、冒頭に述べたような使用順序・間隔に気をつけて下さい。
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抗生剤を1日3回、8時間ごとに飲ませるように言われたのですが、どうしても1回は夜中にかかってしまいます。起こしても飲ませるべきでしょうか?
乳幼児が眠っているときは、無理に起こしてまで飲ませる必要はありません。
起きている時間を等間隔に区切って飲ませればよいのです。
1日3回なら、朝起きたとき、夜寝る前、そしてその真ん中あたりで飲ませると良いでしょう。
飲ませ忘れたときは、気がついた時点で飲ませて構いませんが、次の服用時間が迫っていたら、その回はパスして、次の回にきちんと飲ませて下さい。
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こどもが薬をいやがるので、どうしても2/3くらいしか飲ませられません。
それでも効果はあるのでしょうか?
薬の量と効果の関係にはある程度幅がありますので、決められた量を全部飲まなかったからと言って、効き目がでないということはありません。
2/3以上をのんでいるのなら、追加で飲ませる必要はないでしょう。
抗生物質のような病原菌を殺すお薬は、量が少ないと効かない可能性があります。
半分以下しか飲まなかったような場合は、残りの量を追加して飲ませたほうがよいでしょう。
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病院から漢方薬が出されたのですが嫌がって飲みません。なにか良い方法はないでしょうか?
お子さんでも、アレルギー性疾患などに対して、漢方のエキス顆粒がよく処方されているようです。
ただ、この漢方薬というのが、通常の子供向けのお薬と違い、甘味もなく、独特な味がするうえ、水で練ると苦くなるため、お子さんにはかなり服用しにくいようです。
ということで、下記のような方法をためしてみてはどうでしょうか?

(1) 味覚を麻痺させるために、ヨーグルト、ゼリー、アイスクリームなどの冷菓と一緒に服用させる。
(2) 薬剤を少量のお湯で溶かし、冷凍してシャベーット状にして与える。
(3) 冬場で冷たいものはどうも、ということでしたら薬局で小児用の嚥下(えんげ)補助剤が売られています。
(例:龍角散の「おくすりのもうね」その他)
これはゼリー状のオブラートといったところで、お薬の味が溶け出さないので苦味が口に伝わりません。
こういったおくすり用の便利グッズも利用してみてはいかがでしょうか?
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薬が何種類も出ているので1回にまとめて飲ませたいのですが、
こな薬をシロップに混ぜてもいいでしょうか?
同じ時間(例えば食後)に飲むように指示されたお薬でしたら、一緒に混ぜて飲ませても構いません。
ただしその場合は、飲ませる直前に1回分だけ混ぜ合わせてください。
こな薬を長時間混ぜたままにしておくと、苦味で出てきたり、成分に変化が起こります。
もらったお薬を、一度に全部を混ぜ合わせることだけは、絶対にしないでくださいね。
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こな薬を飲まないので、好きな食べ物に混ぜて飲ませてもよいでしょうか?
抗生物質の顆粒剤のなかには、酸性条件で分解するものがあります。
ですから、酸性のジュースやヨーグルトに混ぜるのは、あまり好ましくないでしょう。
アイスクリームは冷たいので、味覚が鈍くなり、混ぜると飲んでくれるお子さんも多いようです。
(特にチョコレート味だと、苦味を和らげてくれるようです)
ただし、混ぜすぎると苦味がまわりにしみ出しますので、軽く混ぜて下さい。
また、薬局で売られている、ゼリー状オブラート(商品名:「おくすり飲めたね(ピーチ味)」「ラクラク服薬ゼリー(レモン味)」)というものがあります。 これは苦味を包み込む性質がありますので、試してみる手もあります。
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